令和6年度 筑波大学情報科学類 編入体験記

令和6年度 筑波大学情報学群情報科学類 第3年次編入学試験を受験してきました。

明石高専電気情報工学科からは情報科2人、シス工1人、物理1人が受験して僕だけが受かってたらしいです。編入厳しい、、

スペック

TOEIC : 705

学校での次席 : 5EJでB、おそらく10位前後

試験対策

徹底研究:4週(2週目以降は間違ったところだけやったので実質2週くらい)

 

過去問特訓:1, 5章を2週、2章はBまでやりました。

C問題は結構難しかったのですが、なるべく答えを見ずに解くようにしました。目安として1日くらいは分からなくても色々考えて2日かかりそうなら答えを見ました。

 

過去問:R5からH27までの9年分(数学はR5からH31までの5年分だけ)

過去問は数学の出題傾向の把握と、情報の演習のために利用しました。

3月中旬くらいから触り始めて問題を解いて理解が足りなそうな分野を問題集で演習するという形で取り組みました。

ただ、過去問と同じ問題は出ないのでこんなにやらなくてもよかったかなと思います。

 

TOEIC

4年7月 375

4年9月 550

4年12月 555

4年1月 705(提出)

4年3月 685

705は上振れですね(笑)。

TOEICは金フレと公式問題集をやりこめばそこそこ点数取れると思います。僕はその2冊以外に「炎の千本ノック!パート5徹底攻略」という本で文法を身に着けました。

 

AtCoder : C、D問題を20回分くらいやりました。競プロはあまりやってこなかったので全然できません。ただCTFや個人開発はちょっとやってたのでコードを読むのに苦労することはなかったです。

試験

問題3->問題4->問題1->問題2の順で解きました。

情報は結構集中力を使うので始めに持ってきました。自分の得意不得意に合わせて問題の解く順番変えるのオススメです。

問題1

微分マクローリン展開

(1) やるだけ、当日なぜか3回くらい計算ミスをして時間を取られました。

(2) パッと見捨て問だなと思いました()。とりあえず3次までマクローリン展開をしてx=1/2を代入してみると11/24が出てきましたが、そこから先が分からず。

問題1は(2)が解けなかったので6割くらい?

問題2

行基本変形をしていく

(1) 明らかにt ≠ 1っぽいけど一応、行基本変形して確認しました。

(2) (0 0 0 1)^t c = 0よりtを求める。

(3) 行基本変形をして解くだけ。

問題2は多分10割

問題3

フィボナッチ数列

(1) フィボナッチ数列の定義そのまま。

(2) 配列を使って計算済みの値を使う。

(3) forループの回数がO(n)なのでそれを説明として書きました。

(4) 漸化式を行列を用いて表現したものを利用したフィボナッチ、Yにn回目までの結果、Xに漸化式の行列が入るようになっていました。これを解いてるときは頭がこんがらがっていて、試験が終わった後に(d)をミスっていることに気が付きました。

(5) forループするたびにnの大きさが半分になるのでO(log n)と書きました。

1問ミスってるので8割くらい

問題4

幅優先探索

知ってるアルゴリズムが出てきてかなり安心しました。

(1) やるだけ

(2) 隣接行列と隣接リストの比較、授業でやった記憶を思い出しながら適当に書きました。

(3) キューをちょいちょいっと操作。

(4) 標準出力書くだけ

(5) 計算量の説明、(2)でも説明してたから似たようなことをを書きました。

10割とれたはず

 

全体の手ごたえ

例年よりも易化していて当日の試験は割と解けました(8, 9割?)。ただ、TOEICが730なかったので合格発表までは受かっているか、かなり不安でした。

結果として合格出来て本当に良かったです。

 

余談ですが、実は豊橋技術科学大学に落ちてて後がなかったので筑波に受かって本当に安堵しました。運が味方してくれたのかな

 

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